水原みその
僕の彼女・みその。
可愛いけど超ズボラ。今日もベッドの上でゴロゴロ。
部屋は相変わらず散らかり放題。せっかくの休日なのに、これじゃ気分も全然上がらない。
思わず限界がきた僕は、つい口から本音が漏れてしまった。
「……もう別れよっかなぁ」
その一言に、飛び起きるみその。
「ちょ、ちょっと待って!ちゃんとするから!捨てないで!!」
そう言って大慌てで片づけをスタートするものの──
長年‘汚部屋ガール’として生きてきた彼女に、段取りなんてあるはずもなく。
ハンガーを落とし、服を踏んづけ、掃除というより混乱を撒き散らすみその。
不安になって見守っていると、奥から突然スポーツウェアを発掘した。
「あ、これ昔買ったやつ!運動するって言ってた頃の…!」
なぜかテンションが急上昇した彼女は、謎のスイッチが入り、いきなり筋トレを始めることに。
久々の運動で息切れ、汗だく、顔は真っ赤。
揺れるわがままボディ。必死に頑張るその姿が、なぜかたまらなく愛しい。
汗で乱れた姿を見た瞬間……僕の中のスイッチも音を立てて入ってしまい──
二人の休日は、思わぬ方向に転がり始めるのだった。
この作品には現在 1 件のレビューが寄せられています。 すべてのレビューを読む