都月るいさ
結婚まで考えていた彼女にフラれた。
電話一本、あっけない終わり方だった。
そんなでも生きていかなきゃならないワケで向かったバイト先。
抜け殻状態の僕に声をかけてくれたのは、エリアマネージャーの都月さんだった。
仕事では厳しくて隙のない人だと思っていたけど、
缶ビールと紙タバコを片手に、ふと見せた笑顔は意外なほど柔らかかった。
不意にされたキスはタバコの味がして、どこか懐かしくて、そして危険だった。
この作品には現在 5 件のレビューが寄せられています。 すべてのレビューを読む